東京発 – フィリピン貿易産業省（DTI）傘下のフィリピン貿易投資センター（PTIC）東京事務所が、日本とフィリピン間の創造性、技術、革新における画期的なコラボレーションを強調するイベントを開催しました。このイベントは「イノベーションを通じた創造的かつ持続可能な経済」をテーマに、12月17日に帝国ホテルの孔雀の間で行われました。
ASEAN-日本友好協力50周年記念サミットの一環として開催されたこのイベントには、フェルディナンド・“ボンボン”・マルコス・ジュニア大統領とリザ・アラネタ・マルコス夫人が出席しました。
ファッションショー、展示会、ビデオプレゼンテーションが政府関係者や両国のビジネス代表者で構成された観客に披露されました。
基調講演でマルコス・ジュニア大統領は、「このイベントはフィリピンと日本の強固な絆を示すだけでなく、友情、協力、そしてアジア・ゼロエミッション・コミュニティの精神での経済共同創造への共通のコミットメントを祝うものである」と述べ、その重要性を強調しました。
彼はさらに、社会的課題に持続可能に取り組むためのイノベーションの役割を強調しました。「今日、私たちはイノベーション、創造性、持続可能性の転換点に立っています。私たちは、より明るく持続可能な未来を確保するために、世界のコミュニティが協力しなければならない岐路に立っています。」
マルコス・ジュニア大統領は、両国の協力的な努力に自信を示し、「私たちの両国間の多くの優れた協力の例を見てきましたが、これらのパートナーシップはこの目標を達成する上で大いに貢献することができます」と述べました。
彼は、フィリピンが日本をはじめとする志を同じくする国々とのパートナーシップを通じて、世界のクリエイティブ産業市場へのプレゼンスを高めることにコミットしていることを述べました。
大統領は、フィリピンのクリエイティブ経済が持続可能な経済発展における重要な貢献者であることを強調しました。
「フィリピンでは、単に経済成長を目の当たりにしているだけでなく、将来世代のためにイノベーション、創造性、持続可能性の遺産を築いています」と彼は述べました。
このイベントは、Auro、三越、Banana Cloth、Go Lifestyle Group、STYLEM、Neun Farbenなどのフィリピンと日本の企業が、食品、ライフスタイル、小売、繊維、ゲーム開発、アニメーションなどのさまざまな分野で協力する機会を提供しました。
マルコス・ジュニア大統領は「創造的かつ持続可能な経済に向けたこの共同努力が、フィリピンと日本にとって大きな機会と繁栄をもたらすと非常に楽観視しています」と述べました。
このイベントは、マニラ・ファッション・フェスティバル（MFF）およびASEAN日本センター（AJC）の支援を受けて開催されました。
Source: Floranda Corpuz - Photos by Din Eugenio, https://www.filipinojapanesejournal.com/dti-event-in-tokyo-highlights-innovative-partnerships-between-japan-philippines/